桃の節句のご挨拶

早春の候、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。
ひな祭りの節句を迎え、ますます温かな春の訪れが感じられる今日この頃です。

さて、石膏は雛祭り、とりわけ雛人形と密接な関係にあります。
雛人形の歴史は平安時代に遡り、紙製の形代から始まり立雛へと進化しました。初めは木彫りの顔が主流でしたが、江戸時代中期に桐塑頭が登場し、長きにわたり使用されました。
1970年頃に石膏頭の技術が開発され、良質な顔の型をシリコンで取り、石膏を流し込む方法で、高品質な雛人形の顔とすることが可能となりました。この石膏頭技術により、現在ではほとんどの雛人形の顔がこの技術で作られています。

年度末に際し、一年を振り返りますと、多くの挑戦と成長を経験し、数々の貴重な瞬間を共有させていただきました。

この場を借りて、皆様のご支援と献身的なご努力に深く感謝申し上げます。

新たな年度を迎えるにあたり、引き続き皆様と協力し合いながら、更なる発展と成功を目指してまいりたいと存じます。どうか変わらぬご支援とご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。